血圧脈波検査装置|医療・健康(医療用機器)ヘルスクロノス TM-2772

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血圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)について

血圧脈波計測から新しい血管機能スクリーニング検査を提案します。

  • カフの装着と心電図の装着で以下の測定が可能です
    • 上腕動脈推定内腔断面積(血管の太さ)
    • 上腕動脈容積弾性率(血管の硬さ)
    • 足関節上腕血圧比(下肢の血管血流障害の程度)
    • UT・%MAP(下肢血流障害の診断サポート)

標準価格 / JANコード

型名 標準価格 商品コード JANコード
TM-2772 2700000 TM2772 4981046095785

基本情報

品名 血圧脈波検査装置
ヘルスクロノスTM-2772
一般的名称 血圧脈波検査装置
型名 TM-2772 JMDNコード 70045000
販売名 ヘルスクロノスTM-2772 クラス分類
承認番号 226AHBZX00032000 特定保守 該当
類別名称 血圧検査又は脈波検査用器具 JANコード 4981046095785
類別コード 器18 商品コード TM2772

特長

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)イメージ画像
タッチパネル付き8インチカラー液晶画面
上腕トリプル構造カフ(特許取得)による上腕血管容積の変化測定
EPG:電気式空気圧パルス発生装置により、上腕動脈の血管容積変化の計測
足首の形状に対応した安定した下肢血圧測定
オプションカラープリンタ接続により、カラーレポート印刷出力
測定項目を進捗表示

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)画面

各種計測画面
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測定項目設定画面
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各種レポート結果

詳細レポート
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簡易レポート
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トレンドレポート
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圧脈波検査装置 ヘルスクロノス TM-2772仕様

表示装置 8インチTFT液晶ディスプレイ(タッチパネル式)
電源 AC100-240V (50-60Hz)
電源保護形式 クラスⅠ機器
外形寸法 本体:360(W)×210(H)×439(D) mm(突起部は含まず)
脈波検出ユニット:93(W)×26(H)×194(D) mm(突起部は含まず)
質量 本体: 約 11 kg
脈波検出ユニット:約 460 g
EMC適合 IEC60601-1-2:2007
標準構成品 本体、カフケース、カフケース用固定ネジ、右上腕用カフ、左上腕用カフ、右足首用カフ、左足首用カフ、右上腕接続ホース、左上腕接続ホース、右上腕―脈波検出ユニット、左上腕―脈波検出ユニット、心音センサ、電源ケーブル、ECG中継ケーブル、ハートクリップ用ECGケーブル、 ハートクリップ(3個入)、心音固定シール(150枚入)、エアホース2.5m(コネクタ付)2本、 取扱説明書、 添付文書、保証書
製品梱包サイズ / 質量 梱包サイズ:565(W)×488(D)×469(H)、質量:19.50kg

圧脈波検査装置 ヘルスクロノス TM-2772 オプション

品名 型名 標準価格 JANコード
右上腕用カフ TM9172R 25000 4981046712408
左上腕用カフ TM9172L 25000 4981046712415
右足首用カフ TM-CF305A-RA 20000 4981046137256
左足首用カフ TM-CF305A-LA 20000 4981046137263
心音センサ固定シール(150枚入り) AX-084025147 5000 4981046712552
電極用ディスポパッドゲレクト(150枚入り) AS-H077B 12000 4981046055215
ECG中継ケーブル AX-KO3503 22000 4981046713047
ハートクリップ用ECGケーブル AX-KO4056 18000 4981046137270
ハートクリップ(3個入り) AX-HC-03A 10000 4981046712378
エアホース2.5m(コネクタ付) TM9131BL-250 4100 4981046714006
小型パソコン TM-OP106 185000 4981046131087
絶縁トランス TM-OP107 70000 4981046131094
TM2772専用架台アーム TM-STA007 55000 4981046133302
TM2772専用架台 TM-ST701 180000 4981046131070
バーコードリーダ AS-OPL6845V 50000 4981046137287
磁気カードリーダ TM-OP110 90000 4981046131582
インクジェットプリンタ AS-HP6230 オープン価格 4981046131100

ヘルスクロノス TM-2772測定指標の概要

上腕動脈推定内腔断面積:eA : estimated Area
圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)上腕動脈推定内腔断面:eA estimated Area イメージ画像

血管の内腔を計測する方法としては、超音波装置など画像診断装置で計測する方法が一般的ですが、ヘルスクロノスTM-2772は、血圧測定用のカフを装着するだけで、カフ下の血管内腔断面積を推定計測することが可能となります。
これによって、測定者の測定技術に影響されにくい安定した測定を可能としました。
動脈硬化の進展で起こると言われている動脈の器質的な変化(リモデリング)となる動脈硬化の診断サポートにご活用いただけます。

上腕動脈容積弾性率:VE : Volume elastic modulus
圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)上腕動脈容積弾性率:VE : Volume elastic modulus イメージ画像

容積弾性率は、容積の一定変位に要する圧力の関係となります。
動脈壁の硬化測定では代表的測定方法の一つですが、容積変化の絶対値計測が技術的に実現されておりませんでした。
ヘルスクロノスTM-2772は、脈波検出ユニット内の容積変位装置EPGテクノロジーから、血管の容積変位測定を可能としました。
血管壁の容積-圧力の管法則モデルから上腕動脈の容積弾性率を計測することで上腕動脈のスティッフネス測定が可能となります。
測定法の特長は、被検者の血圧変動に影響されにくい測定指標となります。1)

  • *EPG:Electric Pneumatic Pulse Generator 電気式空気圧パルス発生装置
  • 1)Yoshinaga K,Fujii S,Tomiyama Y,Takeuchi K,Tamaki N:Anatomical and Functional Estimations of Brachial Artery Diameter and Elasticity Using Oscillometric Measurements with a Quantitative Approach. Pulse 2016;4:1-10.

上腕動脈測定指標:上腕動脈推定内腔断面積の有用性

明らかな動脈硬化疾患を伴わない一般対照群における研究では、動脈硬化リスク因子のある被検者において上腕動脈径の拡大と関連が示されたとの報告があります。2)
さらに上腕動脈径をFramingham CVD risk categoryによる層別化においては、上腕動脈径の拡大に伴いCVDリスク上昇が認められました。
その他の研究では、初期の動脈硬化を反映する指標と言われている血流依存性血管拡張反応検査FMD:Flow Mediated Dilationと上腕動脈径の関連についての報告では、ベースとなる上腕動脈径の大きな被検者で血管内皮機能の低下を示しました。3)
ヘルスクロノスTM-2772は、超音波装置を用いず血圧測定カフを装着するだけで5分程度の時間で上腕動脈推定内腔断面積の測定を可能としたスクリーニング装置です。

  • 2)Otsuka T, Munakata R, Kato K, Kodani E, Ibuki C, Kusama Y, Seino Y, et al:Oscillometric measurement of brachial artery cross-sectional area and its relationship with cardiovascular risk factors and arterial stiffness in a middle-aged male population.Hypertens Res. 2013;36:910-15.
  • 3)Tomiyama Y, Yoshinaga K, Fujii S, Ochi N, Inoue M, Nishida M, et al : Accurate quantitative measurements of brachial artery cross-sectional vascular area and vascular volume elastic modulus using automated oscillometric measurements: comparison with brachial artery ultrasound.
    Hypertens Res. 2015 Jul;38:478-84.

上腕動脈測定指標:上腕動脈容積弾性率の有用性

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)上腕動脈測定指標:上腕動脈容積弾性率の有用性 イメージ画像

動脈硬化の因子の一つと言われている、容積弾性率と年齢の関係についての報告では、加齢に伴い容積弾性率の上昇が確認されました。容積弾性率の上昇は動脈の硬化を示すことから、加齢が動脈硬化の一つの因子となることを示唆しております。その他の研究では、冠動脈狭窄を有する対照群において容積弾性率と脈波伝搬速度の測定比較と冠動脈狭窄の予測能を検証した研究では、冠動脈狭窄の容積弾性率予測能が高いことを示しました。4)

  • 4)Munakata R, Otsuka T, Uchiyama S, Shimura T, Kurihara O, Kimata N, Inami T, Murakami D, Ohba T, Takano M,et al : Volume elastic modulus of the brachial artery and coronary artery stenosis in patients with suspected stable coronary artery disease . Heart Vessels. 2016 Sep;31:1467-75:

上腕動脈容積計測を可能としたテクノロジー

上腕トリプル構造カフ

エー・アンド・デイのトリプル構造カフ (特許取得済み)と脈波検出ユニット内のカフ内容積変位装置EPGを用いて定量的かつ自動的に脈波の容積変位量の計測を可能としました。
一般的なカフ構造では、カフ下血管壁の両端には均等に圧力を加えることができないことから、血管容積変位を正確に測定することは困難となっております。
そこで、図1の様にカフをトリプル構造とし中央部にMiddle sensor部を配置することで血管の容積変化を正確に捉えることを可能としました。

また、カフ血圧測定時に生じる血管の容積変化により、カフ内に圧力変化信号が発生します。
図2のように容積変位装置EPGを動作させ、血管容積変化の絶対値の計測を可能としました。

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)図1)トリプル構造カフ イメージ画像 圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)図2)容積変位動作EPG イメージ画像

上腕動脈推定内腔径(断面積より換算)と超音波計測の比較

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)Health Chronosと超音波装置による血管内腔径比較画像

血圧測定カフによる上腕動脈推定内腔断面積の計測値を換算した径において精度検証を行った先行研究では、超音波装置を使用してトリプル構造カフ中央部の安静時上腕動脈径とヘルスクロノスTM-2772で計測した上腕動脈径の比較をおこないました。5)

超音波による計測値と高い相関が得られ、カフによる上腕動脈推定内腔断面積計測の実用性を示しました。

  • 5)Tomiyama Y, Yoshinaga K, Fujii S, Ochi N, Inoue M, Nishida M, et al : Accurate quantitative measurements of brachial artery cross-sectional vascular area and vascular volume elastic modulus using automated oscillometric measurements: comparison with brachial artery ultrasound.
    Hypertens Res. 2015 Jul;38:478-84.

その他測定指標

足関節上腕血圧比:ABI: Ankle Brachial Index

ヘルスクロノスTM-2772は、上腕、下肢の血圧測定用のカフを標準装備しております。仰臥位にて四肢の血圧測定を行うことでABI:足関節上腕血圧比の計測を行うことができます。

下肢血管の血流障害の程度を判断するのに有用な、PAD:下肢閉塞性動脈硬化症のスクリーニング検査や診断のサポートにご活用いただけます。

圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)測定イメージ画像
ABI連続測定
  • 主に、間歇性跛行などの症状が疑われる場合に行う検査となります。
  • 安静時ABIが正常値でも歩行することで足への血流量不足から間歇性跛行が疑われる場合に、一般的には歩行負荷やトレッドミルを用いた運動負荷を行った後にABIのインターバル測定を行い、ABIの回復時間で判断する検査となります。
  • ABI測定後に2分間インターバルで10回の測定を簡易的に行うことができます。
  • 測定結果は、数値のリストやトレンドグラフ表示にて確認することができます。
心電図RR間隔変動係数:CVRR: coefficient of variation of R-R intervals
圧脈波検査装置TM-2772(ヘルスクロノス)心電図RR間隔変動係数:CVRR画像
  • 心電図の測定することで心電図100拍のRR間隔変動係数を計測します。
  • CVRRの特長は、心電図の計測のみで行える自律神経、主に副交感神経機能の簡易的な検査方法となります。
  • 糖尿病性神経障害などの神経疾患における自律神経障害の診断サポートに有用とされております。
  • *心房細動など頻繁な不整脈がある方は測定できません。